漢方体験

子宮筋腫手術から３年、定期検査で卵巣の片方がかなり腫れていることがわかりました。大きさ4.3cm×4.6cm。CT検査の結果内容が水分らしい事がわかりました。腫瘍マーカーの数値も心配ないという事でした。

MRIの検査までの１ヶ月近く、何もせず過すのが（担当医はお薬も気をつける事も特に無いというのです）納得いかず、ネットで出合ったアクシスアンHPの体験談を頼りにご相談させて頂きました。

HPのお写真から受ける楚々とした雰囲気を打ち破る（ごめんなさい！笑）パワフルなお話ぶりに圧倒されながら、現在の状況とチャレンジしてみたい気持ちをお伝えしました。

大きさをお聞きになり、「うまくいかないかも知れないよ？それでもいいなら３ヶ月やってみようか・・・。頑張れるかな」とお引き受けしてくれました。

その後、現在の症状や卵巣にかかわらず気になったところ（平熱、冷え、腰の痛み）を伝えました。そして甘い物はやめる事。ご飯と味噌汁とたくさんの野菜をきちんと食べる食生活の改善と睡眠に関するご教授を頂き、漢方も決めました。

その日から夜９時に休む生活が始まりました。お食事チェックは３回で合格するようお達しでした。私の場合MRIの検査結果次第で手術になるやもしれませんから、最強の心構えを持つようにとのご指導のようでした。テキパキぶりに圧倒されたり頼もしく感じたりした初めての漢方相談でした。その夜からそれまでの１８０度違う生活が始まりました。

それまでの私・・・。朝は食欲が無く牛乳たっぷりのカフェオレだけとかカステラやクッキーを少し位。全く食べない事も。昼は家族がいるので必ず用意するものの、自分はサンドイッチやトーストなど軽く済ます事も度々。おやつは甘味が好きで何処のペストリーが良いとか新しいケーキ屋さんなどは必ずチェックしたりと、本当によく食べていました。ご飯が苦手でパスタやパンを良く食べていましたし、育ち盛りの子供のリクエストに応え揚げ物も頻繁でした。サラダやお野菜の煮物もお漬物も食卓にのせましたが、如何せん食べる量が今思うと少なかったようです。

それが朝はご飯・具たくさんの味噌汁・納豆・野菜の煮物・サラダ・焼き魚海苔・豆腐。昼も朝ベースの和食か野菜がこれでもかと入った鶏肉や豚肉入りのおうどんやおそば。夜はこれまでの３倍は台所に入り、野菜をひたすら調理して日々飽きないように結婚したての頃を彷彿とさせる真撃な態度でメニュー開発。

大好きな卵料理や油たっぷりの中華・パスタ類・ラーメン・チーズ・ヨーグルト・果物・アイスも餃子も・・・駄目な物が多すぎて、最初に聞いたときは「何をたべるのか？」と疑問でした。おやつも豆腐オーレや懐かしき焼き芋。それまでの長い人生、ダイエットをした経験もなかったので（かなり太めですが）甘い物を食べない、御煎餅類もだめ！という好きな物を我慢する生活は不安でした。しかし「手術はもう嫌」「入院で家族に迷惑をかけたくない」の気持ちが勝り、クリアしてしまいました。自分でもびっくりです。

お食事チェックは約束どおり３回で合格。夜中の２時３時に寝て６時に起きる生活を何年もしていましたが、家族も友達も驚愕の早寝生活。子供の塾も早めに切り上げてもらうようにして過しました。「週に１回は好きな物を食べても良いですよ」と言われたのに、一度出先で断りきれず食べた和菓子以外は、甘い物を口にせずに１ヶ月が過ぎました。痛みや攣れもすこしづつ軽くなってきましたし、MRIの検査後手術に関する決断を３ヶ月先に延ばす事になりました。

担当医は相変わらず「薬も注意する事も何もない」としか言いません。アクシスアンが頼りでした。１ヶ月に１度、電話で経過報告をさせて頂きました。アクシスアンのパワフルさのおかげで対応できる気力が少しづつですがついてきました。

砂糖づけだった私が間食としての甘味を一切取らなく話したら「頑張ってるねぇ」と誉めてくださった後で「ストレスになるから週に１回はいいんだよー」と。なんだかホットして、時々和菓子などを頂くようになりました。体調はすこぶる良く、くよくよ悩むことも無く自分の体のために人任せにせず、自分で頑張っているのだという思いが私の性格には合っていたようです。「もう手術はしたくない！」気持ちに体が答えてくれたのでしょうか？腹部の鈍痛や各種の痛みがどんどん薄れていきました。生活習慣も食生活も、漢方を飲むのも当たり前になりました。

ご相談してから４ヶ月めに入った頃から、検診までの２週間は不快感を覚えなくっていました。確実に小さくなっているだろうとの確信のもとでの検査でした。担当医が驚きました。卵巣嚢腫が無くなっていたのです。何度も確認してくれましたが「無い物は無い」（笑）！

結果を心配して来てくれた友達と、お祝いのランチをその足でしました。野菜のたくさん入ったパスタでした。そう、イタリア人になりたいぐらい大好きだったパスタを結局ずっと我慢してしまったのです。翌日にアクシスアンの予約が取れて電話でご報告。「おめでとう！！」と大きな声で喜んで下さいました。嬉しかったです。有難うございました。あの日アクシスアンのＨＰで体験談を読まなかったら、電話をしなかったら、引き受けていただけなかったから、今の気持ちはありません。「出会いだね！」とおっしゃいました。きっとアクシスアンのパワーにたくさんの人が吸い寄せられてしまうのではないでしょうか？私も運が良かったのでしょう。卵巣嚢腫、出来たら切るしかないのでは、反省も努力も何の必要もなくなってしまいます。この出会いに感謝して体験談を寄せていただきます。

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